2017年、2月27日。 うりが本当の天使になりました。1歳7ヶ月ほどの短すぎる命です。 私にとって自分よりも大切に思えるほどの存在。うりとはこれからもたくさん思い出を作って、 たくさんの子達の卒業を見届けていって、生涯を一緒に過ごせる気がしていました。 もうすぐ寒い2月が終わり暖かくなれば一緒にお花見をしたいな。 こんな小さな願いさえもう叶わないんだ、と思うと言葉では言い表せないほどの寂しさがこみあげてきます。 私は生きる気力を失い食事をすることも、何をする気も起きず、ただ毎日泣き続けて眠り起きてまた現実を受け入れる事が出来ず泣き続けていました。
その間お店の子たちのお世話には毎日行きましたが、営業は少しの間お休みをいただきました。 そこで抜け殻のようになった私を元気付けてくれたのは、お店の仲間たちでした。 みんなはいつも通りの無邪気な顔で、永遠と泣きつづける私のそばに代わる代わるついていてくれました。 保護猫さんが1匹でも多く救われるようにと思っていましたが、本当に救われ助けられたのは私でした。 泣き続けていたらみんなに申し訳ない、みんなのために、そして「カフェウリエル」私の居場所を作ってくれたうりのためにも前を向き、うりにとって自慢のママでありつづけないといけないと思い直しました。 それがうりが教えてくれた人生の私の使命なんだと思っています。
思い返すとうりは本当に天使だったのではないかなとよく思います。 私が落ち込んだ時にそばにいてくれて、居場所を作ってくれて。 でももっともっと一緒にいたかった、また逢いたいな。
うりがいて、カフェウリエルができて、たくさんの巡り合わせが奇跡となってみんなが幸せになる居場所を見つけてくれました。 これからも、たくさんいい報告がうりにできますように。 そしてこれからもたくさんのひとが保護猫さんのことを知り、かなしい子達が減っていきますように。
うり、これからもみんなを見守っていてね。
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